USヨシムラ 隼 08-14 R-77 DUALスリップオン 取付奮闘記

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USヨシムラ 隼 08-14 R-77 DUALスリップオンマフラーです。

今回、購入したのはチタン+カーボンエンドです。

カーボン+カーボンと迷ったのですが、、白い隼には鈍いチタンの光沢が似合うような気がして、チタンにしました。

それでは、

早速、交換作業に取り掛かります。

ちなみに、

マフラー(スリップオン)の交換作業は初めての挑戦となります。

初めての交換作業ですので、事前にネットでいろいろと情報を集めてあるのですが、、

とりあえずの英文の説明書を翻訳してみます。

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【取り付け手順】

1 元のマフラーとテールパイプとガスケットを取り外します。

メモ 取り外したガスケットは、ヨシムラテールパイプと集合管の間には使いません。

2 ヨシムラマフラークランプに耐熱ゴムと取り付けます。

3 左と右のマフラークランプは同じではありません。マフラークランプのパーツナンバーはボルト穴の近くに刻印してあります。左のマフラークランプは、1121-MPCLか1121-MPCLXがパーツ番号です。右のマフラークランプは、1121-MPCAXか1121-MPCAXがパーツ番号です。左のヨシムラマフラーの上に左のマフラークランプをスライドさせます。右のヨシムラマフラーの上に右のマフラークランプをスライドさせます。

4 ヨシムラテールパイプの入り口に排気クランプをスライドさせて、ヨシムラテールパイプとマフラーを集合管のに取り付けます。

5 マフラーの位置を固定するボルトは、元のマフラー固定金具を使用します。

6 マフラー固定ボルトの締め付けトルクは、2.3kgf-mです。

7 バイクの後ろに立って、マフラーの配置を確認します。

メモ 部品を調整するためには、テールパイプやマフラーを正しい調整になるまで回転させる必要があります。あと、バイクを運転中に排気管が回転しないように安全リベットを取り付ける必要があります。

8 13/64ドリルでそれぞれのテールパイプに穴を貫通させます。そして、元の集合管は、穴をガイドとします。

注意:どんな電動工具も使用する場合には、常に目の防御をして下さい。

9 ドリルで削孔した穴に安全リベットを差し込みます。そして、リベットの上にステンレスクランプをスライドさせて、1.25kgf-mで締め付けます。

10 マフラーとテールパイプを消毒用アルコールで油と指紋を拭くことをおすすめします。これは、排気管が暖められてくもることを防ぎます。

11 新しい排気システムとバイクの間に適切なクリアランスがあるか、腕や体を動かすことによってチェックします。問題があるときは注意してやり直します。分からないことがあればヨシムラまで電話して下さい。

メモ エンジンをかけたときに、オイルが燃え尽きるまで煙が出ますが、マフラーは正常です。

間違っている部分もあるかもしれませんが、だいたい理解することができました。

それでは、

早速作業開始です。

【1日目】

まずは、ノーマルマフラーを外していきます。

右側のマフラーはうまくはずすことができましたが、、左側のマフラー取り外しでトラブル発生。

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集合管の根元にジョイントガスケットが固着してしまって、ビクともしません。

ハンマーで軽く叩いてみたり、マイナスドライバーを差し込んでみたりしましたが、まったく外れる気配がありません。

1時間ほど奮闘して、初日の作業はここで断念。

その夜、解決策を求めてネットを検索しましたら、良さそうな工具を発見できました。

【2日目】

仕事帰りにホームセンターによって、例の工具を購入してきました。

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ゴムハンマー(300円程度)とプライヤー(1000円程度)です。

ゴムハンマーで軽く衝撃を与えてから、プライヤーで挟み込みグリグリと回しながら引き抜くと、簡単に取ることができました。

よしっ、次に進みます。

マフラーを車体に取り付ける前に、バッフルの取付に取り掛かります。

このマフラーは、バッフルをマフラーに固定するためのボルト穴が完全に空いていませんので、

少し細工してやる必要があります。

マフラーエンドの裏側のゴム栓を外して、六角レンチを差し込みハンマーで叩いて、リベットみたいな蓋を打ち抜きます。

続いて、

バッフルをマフラー差し込むのですが、

予想以上にクリアランスがキツそうです。

ネット情報では、

多少キツいけど、ゴムハンマーで軽く叩きながら差し込めばOKと書いてあったので、勇気を出して挑戦します。

ここで、

弟2のトラブルが発生。。。

ボルトの穴を合わせながらバッフルを差し込んだつもりでしたが、微妙に位置がズレてしまって、ボルトのネジが噛み合いません。

なんとかして、バッフルを回転させることができないか、いろいろと試してみました。

ネジ山が潰れる覚悟で、六角レンチをボルト穴に差し込んで回してみたり、内側のナットをペンチで挟んで回してみたり、

何時間も奮闘してみましたが、、もう無理。。

ここで、2日目の作業は断念。

別にボルトで固定しなくてもいいんじゃない!?ってぐらいにガッチリとハマっています。

その夜、解決策を求めてネットを検索しましたら、良さそうな工具を発見しました。

これは、ホームセンターに売ってなさそうでしたので、すぐにアマゾンで注文しました。

【3日目】

注文した工具待ちで作業は無し。

【4日目】

工具が届きました。

さすが、アマゾンです。

早いです。

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これは、スライドハンマー(3000円程度)と呼ばれるものです。

これははじめて見る工具でした。

主な用途は、板金屋さんが凹んだ板金を引っ張りだすための道具です。

今回は、これでバッフルを取り外します。

先端のフックをバッフルの奥に引っかけて、スライドするオモリをコツーんコツーんとしてやると簡単にバッフルを抜くことができました。

すごく便利な道具です。

その後、

何回か挿して抜いてを繰り返して、なんとかバッフルを固定することができました。

バッフルの穴をうまく合わせながら差し込むコツをつかんだので、記事にしておきます。

まず、バッフルのボルト穴のセンターを目安にして、インサートにマジックでセンターラインをチョンチョンと書き込みます。

するとマフラー側の穴からバッフルの穴のセンターを確認しながら差し込む(打ち込む)ができます。半分くらい入ったら、位置を微調整しながらゴムハンマーで叩いてやれば、きれいにセンターにはめ込むこができました。

バッフルを固定することができましたので、

いよいよマフラーを車体に取り付けていきます。

説明書に書いてある通りに、

マフラー本体を回転させながら、位置を調整していきます。

差し込み具合と回転の向きがきっちりと合えば、ほとんどいい位置にきますが、

私の場合は、一度転倒させているのせいか、左側のマフラーが少し位置が合いませんでしたので、少しキツ目でしたがクランプで固定しました。

ここで、気になるのが、組立説明の7、8、9番のリベット打ち込み作業ですが、、

省略しました。

たぶん、リベット打ちしなくても大丈夫でしょう。

ネットでもリベットについての記事は見つけることができませんでしたので、みなさんも省略しているハズです。

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感動です。

私の隼が3倍ほどかっこよくなりました。

只今の時刻、夜中の2時ぐらいです。

エンジン始動は翌日しておきます。

最後に、

ヒートガードを取付て完成というところで、またまたトラブルが発生。

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ヒートガードと本体のボルト穴の位置が1mmほどズレていてボルトを差し込むことができません。

返品するほどの問題ではないので、穴を広げて修正しようと思います。

【5日目】

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ホームセンターで鉄鋼用の棒ヤスリを買ってきました。

30分ほどゴリゴリして、無事に取付けることができました。

これで、

USヨシムラ 隼 08-14 R-77 DUALスリップオン 取付奮闘記は完結です。

なんとか無事に取り付けることができて良かったです。

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